祝
連番 踏み プレゼント
（4567）
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本当、寂しかったんだ。
ずっと、ずっと
会えなくて……。
久々に会えたけれど。
疲れてるだろうから・・・
がまんした。
でも、本当は・・・
キス、してほしかった。
触れて、ほしかった。
何もかも
奪って、ほしかった。
けれど
疲れてるお前に、そんなこと・・・
いえるわけがない。
それに、自分からなんて
もっとできるはずもなくて・・・。
規則正しい寝息が部屋に響く
「……」
お前の少し幼く見える寝顔。
触れて、起きていないことを確認して・・・
「好きだよ」
起きている時には、言えない言葉を小さく告げる。
「俺もです」
お前は、ぱっちりと目を開けて・・・。
「っ！？」
逃げかけた体を引き止められ、
腕をひかれて、胸元へ倒れこむ。
「好きです」
耳元で、
「だから……」
甘く、甘くささやかれる言葉。
貴方に、触れたい
貴方を、抱きたい
しても、いいですか？
ささやかれた言葉に
顔を真っ赤にしながら、小さく、頷いた。
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コメント
りぃ。初純情SSでした。
お目汚し文章にもかかわらず、
気に入っていただけて幸いです
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りぃ。様、
奇しくも月の輪の誕生日に初めての素敵な
プレゼントを頂き有難うございました！
その後のお付き合いの原点となる作品です。